JRグループでは、年齢の合計が88歳以上となる夫婦を対象に、JR線の新幹線・特急列車グリーン車が乗り降り自由になる、「フルムーン夫婦グリーンパス」を本年度も発売します。概要は次の通りです。
【タイプ】フリーきっぷ
【発行】
JRグループ旅客会社6社
・JR北海道(北海道旅客鉄道株式会社)
・JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)
・JR東海(東海旅客鉄道株式会社)
・JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)
・JR四国(四国旅客鉄道株式会社)
・JR九州(九州旅客鉄道株式会社)
【発売期間】
2021年9月1日~2022年5月31日
【利用期間】
2021年10月1日~2022年6月30日
※ただし、次の期間は利用できません
2021年12月28日~2022年1月6日
2022年3月21日~2022年4月5日
2022年4月27日~2022年5月6日
【有効期間】このきっぷは、利用開始日から5日・7日・12日(タイプによる)
【発売額】
<一般用>
・5日間用 84,330円
・7日間用 104,650円
・12日間用 130,320円
<シルバー用>※夫婦どちらかあるいは両方が70歳以上の場合
・5日間用 79,330円
・7日間用 99,650円
・12日間用 125,320円
こども設定はありません
【フリー区間】
・JRグループ各社全線(BRT・宮島航路を含む)
【利用条件】
・夫婦が同一の行程で旅行する場合で、年齢の合計が88歳以上になる場合に購入・利用が可能なきっぷです。
・2人のうちのどちらかが70歳以上の場合は「シルバー用」が購入できます。
・購入・利用の際には、夫婦関係と年齢を証明できる書類の提示・携帯が必要です。
・全国のJRグループ各会社線の新幹線・特急列車のグリーン車とB寝台(個室の場合はデュエットのみ)が利用できます。ただし、東海道・山陽新幹線「のぞみ」号と、山陽・九州新幹線「みずほ」号は自由席も含め、利用できません。
・東北新幹線・北陸新幹線のグランクラス、JR東日本サフィール踊り子号「プレミアムグリーン」、JR九州線内の「36ぷらす3グリーン車」「DXグリーン」、特急グリーン個室、A寝台個室、B寝台個室、ホームライナーなど乗車整理券等を必要とする列車については、別途料金が必要です。
・JRバスは利用できません。
・道南いさりび鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行、伊豆急行、伊豆箱根鉄道、東京メトロ、東武鉄道、小田急電鉄、相模鉄道、しなの鉄道、えちごトキメキ鉄道、伊勢鉄道、京都丹後鉄道、智頭急行、土佐くろしお鉄道、肥薩おれんじ鉄道など他社線利用の際には別途運賃が必要です。
・青い森鉄道青森~八戸・青森~野辺地・八戸~野辺地間については、当該区間を通過する場合は、利用できます。ただし、途中駅で下車した場合は、利用した区間全区間に対する運賃・料金が必要です。
・あいの風とやま鉄道において、高岡~富山間については、当該区間を通過する場合は、利用できます。ただし、途中駅で下車した場合は、利用した区間全区間に対する運賃・料金が必要です。
・IRいしかわ鉄道において、金沢~津幡間を当該区間を通過する場合は、利用できます。ただし、途中駅で下車した場合は、利用した区間全区間に対する運賃・料金が必要です。
・グリーン車の利用には、乗車前にあらかじめみどりの窓口などで座席の指定が必要です。
・利用日にチェックインする場合に限り、きっぷの提示によりJRホテルグループの宿泊料が割引になります。
・切符の購入・利用時には、年齢を証明する公的証明書(運転免許証・健康保険証用)の提示・携帯が必要です。
【主な発売場所】
・JR北海道の主な駅のみどりの窓口
・JR東日本の主な駅のみどりの窓口・びゅうプラザ
・JR東海の主な駅のJR全線きっぷうりば・ジェイアール東海ツアーズ
・JR西日本の主な駅のみどりの窓口・TiS(日本旅行)
・JR四国の主な駅のみどりの窓口・ワーププラザ
・JR九州の主な駅のみどりの窓口
コロナウイルスの感染拡大が危惧されています。
不要不急での用件であれば、鉄道利用に限らず、外出・旅行は極力お避けいただくとともに、やむを得ず外出される際には、他者へうつさないことを念頭とした感染拡大防止策を講じていただくよう、お願いいたします。
<記載の内容は投稿時点での情報になりますので、ご注意ください>